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亡くなった人に会いたい、夢でも会いたい

この記事は今から6年前に、特別な思いを込めて書いたものです。

  • 亡くなった人に会いたい・会う方法
  • 亡くなった人と夢でもいいから会いたい・会う方法

そのような検索をしてこのページにたどりついた方へ、私自身が乗りこえてきた経験から、スピリチュアルな観点でのメッセージをお届けしています。

霊感など無いわたしが、さまざまな体験をとおして感じた『あの世の存在』『亡くなった人には夢で再会できる』という可能性をお伝えしたく、この記事を書きました。

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はじめに

先入観を持って読まれないように、あらかじめお伝えしたいことや、記事の内容について説明します。

  • 宗教やセミナー的なものへの勧誘は行っていません
  • 霊能力者ではありません
  • 悲しみのドン底にいる時、さまざまな導きや出会いがあった話
  • 『ヘミシンク』で、亡くなった人と夢で会えるようになった話
  • 「亡くなった方と夢で再会する方法」を紹介しています

この記事では、『ヘミシンク(Hemi-Sync)』という言葉がたくさん出てきますが、決してお勧めしている訳ではありません。「そういうものがあるのか~」という程度で読んで下さい。

2015年の自分を思い返しながら、少しでもお役に立てればという思いから記事を書きました。

かなりの長文ですが、私の経験から得た「人は亡くなっても終わりではない」というメッセージをお伝えしたいと思います。

ブログを始めたきっかけ

このブログをはじめた経緯は、2015年にかつての恋人の訃報を聞いたことからです。

その方とは20年以上お会いしていませんでしたが、心のどこかで「元気かな?」「幸せに暮らしているかな?」と、ときどき思い出すような存在の方でした。

ある日、その方の訃報を聞き、「信じられない」「信じたくない」、あまりにも突然のことで受け入れることができず、徐々に心と体のバランスが崩れていきました。

一人になると抑えていた感情が一気にあふれ出し、狂ったように泣きじゃくり、食事も喉を通らず、お酒を飲んでも眠れず。

無意識に涙があふれ出て、止めたくても止まらない…… 自律神経が乱れてしまったようです。

そんな毎日をおくるうちに

  • 「このまま死んじゃうのかな?」
  • 「それならそれで構わない」
  • 「いっそ連れて行って!」

そう考えるようになっていきました。

まるで導かれるように

当時のわたしは、職場の責任者としての立場にありながら、心身の症状が仕事に支障をきたすほど悪化していました。

同僚の協力を得て、何とか毎日を乗りこえていた状態です。

そんなとき、思いがけない話が舞い込んできました。

それは、以前から興味があった資格の受講に関するものです。

いつかは取得したいと思っていた資格でしたが、仕事を辞めなければ通えない講座でしたので、せっかくの話でしたが「今は辞めるわけにはいかない」と、何度かお断りしました。

ですが、どういうわけか周りから固められるように、わたしの知らないところで、あれよあれよという間に受講する方向へ話が進んでいったのです。

この頃は、スピリチュアルへの関心が薄かったわたしですが

「これは導かれているとしか思えない」

と感じるほど話が進むので、覚悟を決めて流れに身をまかせてみました。

そして、半年間の学校生活が始まり、テストや宿題に追われる日々の中で、仲間との交流も心の支えとなり、泣いている時間も少しずつ減っていきました。

半年後、無事に資格を取得できたのですが、その真の目的は資格取得ではなく、新たな仲間に出会うためだと、あとになって気づいたのです。

この仲間は年齢や性別をこえた絆で結ばれ、神社巡りやスピリチュアルな話題、家族を亡くした経験など、多くの共通点を持っていました。

一般的には理解されにくい話でも、無条件で受け入れてくれる存在です。

この出会いが、当時のわたしを救ってくれたのかもしれません。

そして、こうなるように導いてくれたのは、彼だったのかもしれません。

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死後の世界は存在する!?

資格取得の学校へ通っていた頃に話は戻ります。

毎日泣きながら過ごしていた時、不思議に感じていたことがありました。

それは、わたしの感情が20年以上前、その方とお付き合いしていた頃に戻っていたことです。

当時の楽しい瞬間やつらい思い出が、まるで最近の出来事のように鮮明に蘇っていました。

会話の内容や感情の細かいところまで、色や匂いと共に再現されて

まるでタイムスリップしたかのように……

どうしてこんなに悲しんでいるのか、どうしてこんなに苦しいのか、自分でも理解できない日々が続き、彼がわたしを呼んでいる声が耳から離れません。

最初は幻聴だと思いました、ですが何日も何日も続くうちに「何か伝えたいことがあるのかもしれない」と感じるようになったのです。

今まで生きてきて「死後の世界はある」と、ただ漠然と感じてはいましたが

  • どうやったら彼と話せる?
  • 人は死んだらどうなるの?
  • 亡くなった彼に会いたい!

こんなことを真剣に考えたのは初めてでした。

それから毎日、思いつく限りの単語を入力して、必死にインターネットで答えを探しつづけ、『シルバーバーチの霊訓』や『500に及ぶあの世からの現地報告』といった交霊術の記録に出会いました。

これらの交霊記録を読むうちに、「やっぱり、あの世は存在する!」と確信し、いつかまた会えることが嬉しくて、何度も何度も泣きながら読んだことを覚えています。

※ご興味がある方はこちらから(無料)⇒スピリチュアリズム普及会

「ヘミシンク(Hemi-Sync)」に出会う

つぎに取り組んだのは、「どうすれば亡くなった人に会えるのか?」という問題でした。

わたしは、どうしても他人(霊能者など)に頼るのではなく、自分の目や耳?といえば良いのかわかりませんが、とにかく自分のチカラで直接感じたかったのです。

そして、『ヘミシンク(Hemi-Sync)』というツール(CD)を見つけました。

トレーニングを重ねることで、「亡くなった人に会う」という体験ができるツールで、究極の瞑想法と言った方がわかりやすいかもしれません。

半信半疑ではありましたが、藁にもすがる思いで『ヘミシンク』に賭けてみることにしました。

ヘミシンクを始めてから

毎日CDを聴きながら必死にトレーニングを始めると、2カ月くらいたった頃から不思議なことが起こり始めました。

  • 足や肩をふわっと撫でられたり
  • 閉め切った部屋のカーテンが揺れたり
  • 耳元(脳内?)でガヤガヤと話し合いが聞こえたり
  • 壁に寄りかかっているのに後ろから肩を撫でられたり

ヘミシンクのトレーニングを続けることで五感が研ぎ澄まされ、今まで感じなかった匂いや音に、ものすごく敏感になりました。

正直、恐怖感もありましたが、彼が夢にあらわれるようになりました。

まるで、偶然会って立ち話しをしているように……

その普通さが、かえってリアルに感じました。

ただの夢ではなく、夢という形を通して会話ができたと思っています。

ですが、訳あって、一度ヘミシンクを中断することにしました。

【一年後の再チャレンジ】

一年前のわたしは「会いたい、会いたい」という思念が強すぎて、途中で涙が出てきてしまったり、感情が邪魔をしていたのだということに気がつきました。

以前のように無我夢中で行うのではなく、時間がある時、気が向いた時に行うようにしたのです。

少し時間が経過したことで、気持ちに余裕ができたのかもしれません。

ヘミシンクの腕前はまだまだ未熟で、思い通りにコントロールはできませんが、感情を冷静に保てるようになったことで、一年前とは断然違っていることを実感しました。

具体的にいうと、亡くなった人と長い時間会話ができるようになり、目覚めたときには、肌の感触や温もりも感じられるようになったのです。

夢と現実の区別がつかず、ぼうぜんとしていましたが、すぐに「今まで間違いなく会っていた!ここに居た!」と実感し、嬉しくて思い切り泣いてしまいました。

それから数日後、こんどは愛猫を抱いて寝ていた温もりと、フサフサした毛の感触が残っていたのです。

この時も、夢か現実か混乱するほどでしたが、すぐに2年前に亡くなった愛猫だと確信し、涙がとまりませんでした。

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時間が経過したからこそ思うこと

今までの経験を振り返ると、心を冷静かつ穏やかに保つことが、メッセージを受け取る上でとても重要なのだと感じました。

私たちの思念は、良し悪し関わらず、あちらの世界へ瞬時に伝わるようです。

あちらの世界から、一生懸命にメッセージやヒントを送ってくれているのですが、私たち側に受け取る準備ができていないのかもしれません。

人は眠っている間に、あの世へ戻っているという話を聞いたことがあります。

そこでは、今後の人生に関する作戦会議をしたり、ボランティアのような活動をしているとも言われています。

最初は信じられなかったこの話も、夢の中で見知らぬ人たちとの会話が増えたことで、徐々に納得できるようになりました。

夢の中で交流した人の顔を鮮明に覚えていることもあります。

今世での関わりがなくても、前世で深い関わりがあった人かもしれません。

夢には特別なメッセージが込められていることもあるので、覚えていることを夢日記に記録するようになりました。

亡くなった方と夢で再会する方法

ヘミシンクや特定の道具を使わず、わたしが実践している「亡くなった方と夢で再会する方法」をご紹介したいと思います。

以前、テレビ番組で霊能者が似たような方法を紹介していましたが、そのころは、なんど試してもうまくいかなかった経験があります。

ですが、気持ちを楽にして「夢でもいいから会いたいな~」と、心をフラットな状態で行えるようになったころから、夢の中での再会が増えました。

  1. 冷静かつ穏やかに感情を保てるときに行う
  2. 静かな空間で行う
  3. 目を閉じて、亡くなった方を脳内で意識するようにイメージします。
  4. 相手の話し方や声を思い出しながら、想像して会話を続けます。妄想でも構いません。その会話がきっかけとなり、つながっていくことでしょう。トレーニングの一環として、続けてみてください。
  5. 会話は明るく楽しい話題で進める。懐かしい話など、心温まる話で盛り上がるよう心掛けましょう。(ネガティブなイメージはNG)
  6. 楽しい気持ちのまま、自然に眠りについてください。すぐに効果が現れるとは限りませんが、無理をせず、心に余裕がある時に続けてみてください。
  7. 目覚めた際に覚えていることがあれば、夢日記をつけましょう。会話の内容、場所、何かの図形、シンボルなど、どんなことでもOKです。あとで読み返したとき、新たな気づきがあるかもしれません。

この方法を試す際のコツは、イメージの中の会話を豊かにすることです。「あの人なら、きっとこういう返事をするだろう」と、想像しながら会話を続けてみてください。

泣いたり、後悔や罪悪感など、ネガティブなイメージがわいてしまうときは諦めて、気持ちに余裕があるときに行いましょう。

あの世には時間や空間の制約がないため、夢の中で変わった状況で再会することもありますが、否定せずに受け入れることが大切です。

これを繰り返しトレーニングしてみてください。

さいごに

このブログは、さまざまなスピリチュアルに関することや体験談、その他を、皆様に楽しんで頂きたいという思いで続けております。

ただ、本質的なものは、わたしの経験が少しでも大切な人を失った方々の心の支えとなれば… という思いが込められております。

「どうしても書かなくては」

そんな気持ちに突き動かされ、何日もかけて、何度も修正しながら書きましたが、うまく気持ちが伝わっているか不安でいっぱいです。

亡くなった方々は、今でも私たちを見守ってくれています。

死は終わりではなく旅立ちです。

私たちより一足先に、旅を終えて還られました。

いずれ私たちも、旅が終われば大切な人と再会します。

笑顔で会えるよう、今を精一杯生きたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。