このページは特別な想いを込めて書いています。
- 亡くなった人に会いたい・会う方法
- 亡くなった人と夢でもいいから会いたい・会う方法
そのような検索をして辿りつかれた方へ、わたし自身も同じ体験をして乗り越えてきた経験から、スピリチュアルな観点でのメッセージとなっております。
そしていろいろな体験談から『あの世は存在している』、『亡くなった人には夢を通して会える』ことを前提として書いていますので、どうぞご了承下さい。
はじめに
先入観をもって読んでいただきたくないので、誤解のないように予めお伝えしたいことや、どのような内容なのかを書いておきます。
- 多少の霊感はあるのかもしれませんが、霊能力者ではありません
- 宗教やセミナー的なものへの勧誘は、一切おこなっておりません
- 悲しみのドン底にいる時、さまざまな導きや出会いがありました
- 『ヘミシンク』というツールを使いはじめたら、亡くなった人と夢で会えるようになりました
- 数々の不思議体験もするようになってしまいました…
- 寝る前にできる「夢を通して亡くなった方と再会する方法」を紹介しています
2015年の自分を思い出し、何か少しでもお役に立てればという思いから、記事を書かせて頂いております。
かなりの長文になっておりますが、わたしの経験から、人は亡くなっても終わりではなく、むしろ生きていた頃よりも近い存在になられている、という事をお伝えしたいと思います。
ブログを始めたきっかけ
このブログを始めた経緯は、2015年に昔々の若い頃におつき合いをしていた方の訃報を聞いたことから始まります。
その方とは、お互い若かった事もあり、いろいろあって辛い別れ方をしました。それから20年以上も会っていませんし、会いたいと思った事もありませんでした。
ただ「元気かな?」と、ちょくちょく思い出す存在ではあり、他にもおつき合いをした方はいましたが、この方との出逢いは特別なものがあったのかもしれません。
心の底から「元気でいてくれれば」、「幸せに暮らしていてくれれば」それだけで良いと思える存在の方でした。
そして、ある日突然その方が亡くなったという連絡をうけ、「信じられない」「信じたくない」、あまりに突然のことで受け入れることができず、徐々に心と身体のバランスが崩れていきます。
家族の前では普段どおりを必死に振る舞い、一人になると抑えていた感情が一気にあふれ出し、狂ったように泣きじゃくる毎日が続きました。
食事も喉を通らず、お酒を飲んでも眠れず、やっと眠れた時は泣きながら寝ているようで、朝起きると目が腫れています。
仕事中も買い物中も、無意識に涙があふれ出て、止めたくても止まらない・・・自律神経が完全に乱れてしまいました。
何をどうしたらこの苦しさが治まり、泣き止むのか、もがき苦しんでいるうちに、半年間で体重が20kgも落ちていき
- 「このまま死んじゃうのかな?」
- 「それならそれで構わない」
- 「いっそ連れて行って!」
そう考えるようになっていました。
まるで導かれるように
そんな状況の日々に、流れが変わり始めます
当時、職場の責任者という立場でしたが、仕事に支障がでるほど症状がひどく、誤魔化しきれなくなってしまい、同僚に訳を話して協力してもらいながら、何とか毎日を乗りきっていました。
そんな時、以前から欲しかった資格の講座を受講してみない?と話が舞い込みます。
その資格は、いつか必ず取得したいと思っていたものでしたが、仕事を辞めなければ通えない講座のため、せっかくの話でしたが「今は辞めるわけにはいかない」とお断りしました。
ですが、どういうわけか周りから固められるように、私の知らないところで、あれよあれよという間に受講する方向に話が進んでしまいました。
この頃はまだ、スピリチュアルにそれほど関心がない私でしたが「これはもう導かれているとしか思えない、流れに任せてみよう」という感情が湧くくらい、トントン拍子に・・・
そして半年間通った学校では、テスト勉強や宿題などに追われる日々を過ごし、学校帰りに仲間と食事に出掛けたりすることで、徐々に泣いている時間が減っていきました。
半年後、無事に資格を取得することが出来たのですが、導かれたのは資格の為ではなく、大切な仲間に出逢う為だったということに、後になって気がついたのです。
それは年齢や性別の枠を超えた仲間で、神社が大好きだったり、スピリチュアルが好きだったり、大切な家族を亡くした経験を持っていたり
一般的には理解されにくい話でも、何でも話せてしまえる仲間に出逢えたことでした。
きっと、悲しみのどん底に居た私を、見兼ねた彼が救い出してくれたのかもしれません。
「ヘミシンク」に出会う
資格取得の学校に通い始めた頃に話は少し戻ります。
毎日泣きながら苦しんでいる時、とても不思議だったのは、わたしの感情が20年以上前に、その方とお付き合いをしていた頃に完全に戻ってしまったことでした。
うまく説明できないのですが、当時の楽しかった事や辛かった思い出が、まるでつい最近経験したのでは?と思えるほど鮮明に蘇りました。
会話の内容から感情まで、まるで当時にタイムスリップしてしまったように、思い出そうとしても難しいくらい細かいことまで、匂いや色付きで再現しているように
でも、それがよけいに辛くなり、毎日胸が締め付けられるほど苦しかったです。
まさか20年以上も昔におつき合いしていた方の死に、なぜここまで悲しむのか、なぜここまで苦しいのか、自分でも理解に苦しむ日々が続きました。
そしてその彼の顔が目に、脳裏に、焼き付いて頭から離れず、私を呼んでいる声が何日間も聞こえていました。
とうとう、おかしくなってしまい、幻聴まで聞こえるようになってしまったのだと、更に苦しむことになるのですが、そんな日々が続くうちに・・・
「これは幻聴ではなく、もしかしたら何か伝えたいことでもあるのかな?」と考えるようになっていったのです。
- 「人は死んだらどうなるのか」
- 「亡くなった人に会いたい!」
- 「どうやったら会える?」
毎日毎日、思いつく限りの単語を入力して、必死にネットで答えを探しました。
そんな時『シルバーバーチの霊訓』や『500に及ぶあの世からの現地報告』など、約50年間にもおよぶ交霊術の記録がまとめられているものに出会い、何日もかけて必死に読みました。
そこには、人は亡くなった後、一般的にあの世と呼ばれているところに還り、しばらくの間は、こちらの世界とあまり変わらない生活を送っている様子が記録されていました。
そのような交霊記録を何百例も読んでいるうちに「やっぱり、あの世はある!」と確信にかわり、いつか再会できるということが嬉しくて、何度も泣きながら読んだことを思い出します。
次に私が行ったことは、「どうすれば、亡くなった人に会うことができるのか?」ということでした。
私はどうしても、自分の目や耳で、直接会ったり声を聞いたりしたかったのです。
そしてまた何日もかけて方法を探し『ヘミシンク(Hemi-Sync)』というツール(CD)を発見しました。
ヘミシンクを簡単に説明すると、左右の耳から異なる周波数を聞くことで、変性意識状態に入ることができ、トレーニングを積んで上達すると「亡くなった人に会うことができる」かもしれない…というツール(CD)です。
究極の瞑想法と言った方がわかりやすいかもしれません
正直「これだ!」という気持ちと、「ちょっと胡散臭い?」という思いが半々でしたが、藁にもすがりたい思いの方が強く『ヘミシンク』に賭けてみることにしたのです。
ヘミシンクを始めてから
毎日CDを聴きながら必死にトレーニングを始めると、2ヶ月くらい経った頃から不思議なことが起こり始めました。
- 足や肩をふわっと撫でられたり
- 締め切った部屋のカーテンが揺れたり
- 耳元でガヤガヤと話し合っている声が聞こえてきたり
- 後ろが壁なのに肩をふわっと撫でられたり
正直怖かったです・・・
ただ、彼が何度か夢に現れるようになりました。
「どうして連絡してくれなかったの?」と尋ねると「連絡しようと思っていたんだけどさぁ」と、まるでその辺で立ち話しをしているよう
その普通さがかえってリアルに感じられる程でした。
夢で会えるのは嬉しかったのですが、それ以外に起こる不思議な現象に、段々と恐怖心の方が強くなってしまい、一時期ヘミシンクを中断することにしました。
ヘミシンクを再開してからの変化
中断していても、夢で会いたい気持ちは変わらず、ヘミシンク上級者のブログなどを読んでいましたが、やはり皆さんも何らかの恐怖体験をされています。
一年近く中断していたヘミシンクでしたが、覚悟を決めて再チャレンジすることにしました。
ただし、以前のように無我夢中で行うのではなく、時間がある時、気が向いた時に行うようになっていました。少し時間が経過したことで、気持ちに余裕ができたのかもしれません。
相変わらずヘミシンクを再開すると、不思議な現象も復活しましたが、以前と違ってヘミシンク中も感情を冷静に保っていられることができます。
瞑想をする時には雑念を取り払うことが必要、という話を聞いた事があると思いますが、ヘミシンクも同じです。
一年前の私は「会いたい、会いたい」という思念が強すぎて、途中で涙が出てきてしまったり、感情が邪魔をしていたのだということに気が付きます。
ヘミシンクの腕前はまだまだ未熟で、何も思い通りにコントロールすることはできませんが、感情を冷静に保てるようになったことで、一年前とは断然違っていることを実感しています。
具体的にいうと、亡くなった人と長い時間会話をすることができました。そして別れの挨拶をした瞬間に目が覚めたのですが、肌の感触と温もりが残っていたのです。
しばらくの間、夢か現実か区別がつかず呆然としていましたが、すぐに「今まで間違いなく会っていた!ここに居た!」と実感し、嬉しくなって思い切り泣いてしまいました。
そして数日後、今度は愛猫を抱いて寝ていた温もりと、フサフサした毛の感触が残っていました。
この時も、夢か現実かしばらく考える程でしたが、すぐに2年前に亡くなった愛猫だと直感し、またも嬉し泣きをしてしまいました。
時間が経過したからこそ思うこと
今まで起きた出来事を思い返すと、ある程度の時間が経過して、心を冷静に、穏やかに保てるようになったことが、メッセージを受け取る上で一番大切なのかもしれないということでした。
私達が考えていること(思念)は、良い事も悪い事も全て、あちらの世界には瞬時に伝わっているようです。
そしてメッセージやヒントを一生懸命に送信してくれているのですが、残念ながら私達側に受信する態勢が整っていないのだと思いました。
人は寝ている間に、あちらの世界に還っているという話を聞いたことがあります。あちらの世界で、今後についての作戦会議を行ったり、仕事(ボランティア)のようなことを行ったりしているとも言われています。
もちろん始めは信じていませんでしたが、段々とそう思えるようになっていきました。それは夢の中で全く知らない顔ぶれの人達と会話している事が多くなったからです。
目覚めてから夢で会っていた人の顔をハッキリと記憶していることがありますが、知らない人と会っているのなら、亡くなった人と会っていても不思議ではありません。
私が体験したような感触や温もりが残っている場合、きっと「ただの夢」では終わらない何かを感じ取ることができるようになるはずです。
夢には何かのメッセージが込められている場合がある!
ということを、常に意識してみると良いと思います。
亡くなった人と会話ができるようになるために
ヘミシンクも道具も使わない、私が行っている「夢を通して亡くなった方と再会する方法」をお伝えしたいと思います。
決してふざけた気持ちでお伝えしている訳ではありませんのでご理解下さい。
これと似たような方法を、昔テレビ番組で有名な霊能者が言っていたような記憶もありますが、はじめは「こんなのは気休め」くらいにしか思っていませんでした。
何度やってもうまくいかず苛々したことも・・・
でも「夢でも会えればいいなぁ」と気楽に考えられるようになった頃に、何度か夢の中で会えるようになりました。
- 冷静な時、穏やかに感情を保てる時に行う
- 誰にも邪魔されない静かな空間で行う
- 目を瞑って、亡くなった方を脳で意識するようにイメージする。相手の話し方や声を思い出しながら、想像して会話を続けていきます。馬鹿らしいと思うかもしれませんが、想像でも妄想でも、その会話が呼び水となって繋がっていきます。トレーニングだと思って続けてみて下さい。
- 会話の内容は、明るく楽しい話にしましょう。相手を責めたりネガティブ思考になっている人と、会話をしたいと思わないですよね。もちろんそんなことは無いとは思いますが、なるべく懐かしい話などで盛り上がれるような会話をイメージしてみましょう。
- そのまま楽しい気持ちのまま、自然と眠りにつく。すぐには結果が出るとは限りませんが、無理をせず気持ちに余裕がある時に続けるようにしましょう。
- 目覚めた時に覚えている事があれば、夢日記を書くクセをつける。会話の内容、場面、場所、何かの図形、シンボルなど、どんなことでも構いません。後になって「そういうことだったのか」とメッセージに気付くことがあります。
以上のことを、気持ちに余裕がある時に行うようにしてみて下さい。
コツとしては、イメージ(想像)の会話を膨らませるとき「あの人だったら、こういう時は、きっとこういう返事をするだろう」と想像して会話を続けることです。
それを繰り返しトレーニングしてみて下さい。
さいごに
私のブログは様々なスピリチュアルに関することや体験談を書いて、皆様に楽しんで頂きたいという思いで続けております。
ただ、本質的なものは大切な方を亡くされて苦しい思いをされている方と、少しでも共感できることがあれば… 何か私の経験がお役に立てれば… という思いが込められております。
「どうしても書かなくてはいけない」
という気持ちに突き動かされ、何日もかけて、何度も修正しながら書きました。
うまく気持ちが伝わっているか、不安でいっぱいですが、興味本位ならばとっくにページから離脱しています。
ここまで読んでくださった貴方は、導かれてこの記事に辿り着いたと信じて下さい。
もし、亡くなった人にどうしても会いたいと思われているならば、1~6をトレーニングしてみて下さい。「夢」では片づけることが出来ない感情や感覚を、味わうことが出来るようになるかもしれません。
ただ、それは本人にしかわからない感覚ですので、なかなか理解してもらうのは難しいかもしれませんが、希望を持って続けていれば、あなただけの特別な体験が出来るのではないかと信じています。
亡くなられても、生きていた頃と同じように、私たちを見守ってくれています。そしてその「サイン」は意識をすれば、いろいろな場面で気づくようになります。
こんな時は「あなたにメッセージを送っている可能性があります。」という体験談をまとめてみました。興味がございましたら、ぜひ御一読いただければと思います。
悲しみにつけこんで心の隙間にスーッと入ってくる、とても残念な人達が多いのも現状です。
亡くなった人と会う為に「物やお金は一切必要ありません」
何かに頼りたくなる気持ち、すがりたくなる気持ち、痛い程良くわかります。
ですが、高額な商品を勧められたり、よくわからない金額を請求された時点で「おかしい!」と気付いて下さい。
大好物をお供えされたほうが、大切な方はきっと喜びます。
人は亡くなっても終わりではなく、別の世界へ移動されただけです。
姿を見ることができなくても、心と心が瞬時に伝わるようになりました。
私達もいずれ別の世界へ還り、大切な人達と再会します。
笑顔で再会できるように、今を精一杯生きたいと思います。
最後まで読んで下さり有難うございました。
りこ