天国へ、一足先に旅立たれた方々も、生きていた頃と同じように、私達のことを応援しながら見守ってくれています。
時には、あちらの世界から
- 何かメッセージを伝えたい
- 思い出して欲しいことがある
- いつも見守っていると知らせたい
そういった場合、思いもよらぬ方法で『コンタクト』してくることがあるのです。
亡くなった方からメッセージを受け取るには、「霊感が必要なのでは?」と思うかもしれませんが、霊感はどんな人でも持っていて、もっといえば私達も霊です。
亡くなられた方との違いは肉体があるかどうかだけ、魂(意識)は私達と同じように、エネルギーとして存在していますから
霊感が有る、無い…ということよりも【存在そのものを認めることができるか…】そのことの方が『サイン』に気づく上では、とても重要になります。
「気のせい」「ただの偶然」と片付けていた出来事も「何かのサインかもしれない…」と考えるようにしてみると、いろいろな場面で気づきが増えることでしょう。
こんな時、あなたを大切に思っている方々から、『愛のサイン』を送っている可能性が高いですよ! という例を体験談を交えて紹介します。
ぜひサインに気づいて『メッセージ』を受けとって下さい。
匂いがする
あちらの世界へ行かれても趣味・嗜好は変わりません。むしろ時間やお金を気にしないぶん、こちらに居たときよりも満喫していることでしょう。
受け取る側の私たちにとっても、『匂い』のメッセージは、もっともわかりやすいサインかもしれません。
よくいわれているサインの一つに
- タバコ
- 香水・コロン
- 整髪料
- コーヒー
などがありますが「あなたなら、きっと気づいてくれる」という『匂い』ですから、大のカレー好きな方ならば、スパイスの香りかもしれませんね。
わたしの経験では明け方が多いのですが、寝ている時にタバコの匂いが「ふわっ~と」鼻に入ってくることがあります。
いつも決まって一度だけ、一吹き?というのでしょうか、「おや?」という感じで軽く目覚めます。
するハズのない場面で、亡くなられた方を連想させる香りがした場合、あなたの近くに居ることを伝えたい『サイン』かもしれません。
シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)
直感やひらめきなどを含め、信じられないような偶然を経験することがあります。
シンクロニシティという《スピリチュアル用語》は、『引き寄せの法則』にも用いられるので、ご存知の方も多いかもしれませんが
あの世も、この世も、引き寄せの法則も…共通するところはエネルギーであり、振動数(波動)があります。
つまり、この宇宙に存在する全ての万物はつながっている!と考えればわかりやすいかもしれません。
なにか答えを探しているとき、たまたま目に飛び込んできたCMや看板がヒントになったり、「知りたい」と思っていた情報が偶然テレビで紹介されたり・・・
- たまたまテレビをつけたら
- たまたまチャンネルを変えたら
- 信号待ちで、ふと看板を見たら
- いつもと違う道を通ってみたら
数え上げたらキリがないほどですが、誰しもが「小さな偶然~人生を左右するほど大きな偶然」まで、何度か経験したことがあるはずです。
意識・無意識にかかわらず、あなたに意味のある出会いを「引き寄せた」ともいえるのですが
この「偶然」や「引き寄せ」と思える出来事には、亡くなった方を含め、あなたを見守っている仲間(守護霊・ガイドなど)の粋な計らいや導きが大きいのです。
例えば、友人にクイズを出題したとします。友人は一生懸命に考えているのですが、なかなか答えが出ません。
そんなとき、気がつくと当ててもらいたい一心で、次々と「ヒント」を出していた・・・そんな経験ってありますよね
このように、あなたを見守っている方々からも、いたるところに意味のある「ヒント」が与えられています。
偶然だと思っていた出来事も、あの手この手で導かれた事に気がつくと、人生が楽しくなり、考え方も変わるかもしれません。
映像が浮かぶ(フラッシュバック)
亡くなった方を想っている時には、もちろんその人の顔や声、出来事などが目に浮かびますよね。
ただ、予期せぬ時と場面で、脳裏に映像が「パッ」と一瞬だけフラッシュバックすることもあります。
例えば、悲しいドラマを入り込んで見ている時、亡くなった友人とラーメンを食べたシーンが「パッ」と脳裏に浮かんだり・・・
もちろんドラマの内容とは何の関連もなく、ラーメンを食べた記憶すら無いのですが、一瞬で店内の様子から自分の感情までが鮮明に蘇り
「そういえば一緒にラーメン食べた!」と後から思い出す程です。
こういう体験を何度かしていますが、最近では「こんなこともあったよね!覚えてる?」という感じで、思い出させられているなぁ~と笑ってしまうことも。
「今のは一体なに?」と困惑することもありますが、「どういう意味だったのかな・・・」と考えてみると、メッセージに気づくかもしれません。
メッセージの意味は後になって気づく場合もあります。「おや?」と思う出来事があればノートに書いておくのもオススメですよ!
気配を感じる
怖がりの人にとっては、あまり体験したくないかもしれませんが、生きている人間同士でも、視線を感じて振り向いたら、やっぱり見られていた!そんな経験ありますよね。
亡くなった人も同じエネルギー(気)ですから、ちょっとしたタイミングで、波動をキャッチすることもあります。
- 影が横切った気がした
- 視線を感じた
- カーテンや花が揺れた
- 風が吹いた・空気が動いた
- 耳鳴りがした
気づいてほしくて『サイン』を送っていたところ、あなたが上手にキャッチできたのだと思います。
怖がりの私は、全身がゾーッとしたこともありましたが、よくよく考えてみると、「あれ? 嫌な気配がしなかった!」と感じ取れるようになりました。
姿が見えないので怖さを感じるかもしれませんが、あなたを大切に思う方から、嫌な気配を感じるハズがありません。
触れられる
この辺りになると、間違いなく気づく『サイン』になりますが・・・
ふわーっと触られたり、撫でられたりすることがあります。
- 肩や足を触られる
- 頭を撫でられる
そっとあなたの肩に手を置いたり、子供の頃されたように、頭を「ヨシヨシ」と撫でてくれていることもあります。
疲れているあなたを心配して、体をマッサージしてくれていることも!
じつは、はじめて経験したときに、恐怖のあまり部屋から飛び出してしまったのですが、冷静になってみると嫌な感じどころか愛情を感じたほどでした。
しばらくの間は、足を触られた時の「ふわーっと」した優しい感触に、どういったメッセージがあるのか考えていたのですが
マッサージと知ってからは「まさに、これだ!」というもので、今ではそうとしか思えず、ものすごく愛情を感じています。
このような体験をしたら、はじめは誰でも驚くかもしれませんが、エネルギー(気)からどう感じ取ったか、あなたの直感を信じるのが大切かもしれません。
苦手なものが好きになる
なぜだか無性に「あれ食べたい!」と思いつき、食べるまで落ち着かない・・・なんてことありますよね。
そんなときは、あちらの世界から催促のサインだったりします。できる限り応えてあげて下さい^^
中には、今まで苦手だった物が、身近な人が亡くなったとたん、その人が好きだったものを、自分も好きになることがあります。
友人の体験談ですが、その友人はコーヒーが大の苦手、よく一緒にお茶をしますが、いつも紅茶やジュースばかりでした。
コーヒー好きの義父が亡くなって数日後、無性にコーヒーが飲みたくなり、恐る恐る飲んでみたところ「美味しい!」と感じたようで
今ではコーヒーメーカーまで購入して、毎日ブラックで飲んでいるそうですが、「不思議で仕方がない」といつも言っています。
このような体験談はよく耳にしますが、「いつまでも忘れないで欲しい」というメッセージや、「一緒に味わいたい」というサインかもしれませんね。
夢の中にあらわれる
夢の中に、亡くなった人があらわれると・・・
「何か伝えたいことがあるのかな?」
と、少し心配になってしまうことがあります。
家族や友人など、とくに親しかった人があらわれると、なおさら気になってしまいますよね・・。
私たちは普段「最近会っていないけど、元気かな?」など、ふと実家にいる親や、ご無沙汰している友人の事を意識することがあります。
それと同じように亡くなった人も、生前関わりのあった人たちを懐かしく思ったり、意識することが当然のようにあります。
眠っているときの脳は起きているときに比べると、とてもリラックスした状態ですから、意識の波動をキャッチしやすくなり、夢の中で再会するという現象が起きるのかもしれません。
目覚めたとき「楽しかった」「懐かしかった」など、良い印象を受ける夢ならば、特に心配する必要はないと思いますが・・・
なんとなく後味が悪く、少し気になってしまう夢を見た場合
- 何度も同じ人の夢を見る
- 亡くなった人が心配そうな表情・怒ったような表情
あなたの中にある何らかの罪悪感や、現在抱えている悩みなどが伝わり、あちらの世界で心配している意識をキャッチしたのかもしれません。
「あの人だったら、こうするはず」
「あの人なら、こんな風に言ってくれる」
その方が生きていたら何て声をかけると思うか、自分がその人の立場だったら、何を伝えたいと思うか・・・
相手の気持ちになって考えてみると、何らかのメッセージが見えてくるかもしれませんね。
まとめ
亡くなった人も、生きている私たちも、意識は同じように存在し、その意識はどんなに離れていても、瞬時にテレパシーで伝わっています。(良いことも悪いことも全て)
夢の中の登場人物と言語を使わない会話、脳で会話(テレパシー)をしていることがあります。
「え?」と思われた方は、こんど夢を覚えていることがあれば、登場人物と言葉を発して会話をしていたか思い出してみて下さい。
相手が何も言葉を発していないのに、会話が成立していることが普通にあります。
ちょっと話がズレてしまったので、テレパシーのお話しは次の機会にして・・・
あちらの世界から、一生懸命に送ってくれているサインを「気のせいだよね?」で片付けてしまうのは、ちょっと悲しすぎますよね・・。
「おや?」と思える不思議なできごとや、「すごい偶然!」を感じることがあったら、あなたを大切に想っている方たちからの
『サイン』や『メッセージ』かもしれない!
そんなふうに意識して、感謝の気持ちを伝えてみましょう。