10月8日は愛猫「ちょこ」(18歳 メス)の三回忌でしたので、猫缶をもってお墓参りにいってきました。
お墓といっても共同埋葬なのですが、親猫と妹猫も一緒に眠っているので、きっとさみしくはないはずです (*^^*)
ただ、さみしいのは飼い主の方でして・・・
2年たっても、いまだに近くに居ないことが信じられない時もあり
「よく、ここでイタズラしてたよね!」なんて、家族と会話しながら、思い出して笑っちゃうことがあるのですが
笑っているうちに・・・さみしくなってしまい、いつも泣いてしまいます
まだまだ、ダメですね・・。
母猫は野良猫
もともと「ちょこ」の母ネコはノラだったのですが、みょうに人懐っこくて、毎日かおを見せにくるようになり
家の中で餌をあげているうちに、夕方になるとかえってきて、昼間でかけていくようになりました(笑)
《母猫 「ちび」》
ちゃんと飼うことに決め、病院にも連れて行き、首輪もつけて、わが家の一員になったのですが・・・しばらくすると
「あれ!?」
日に日に・・・お腹が大きくなっていき
無事に、5匹の子猫を出産しました (^_^;)
約20年前の話しですので、インターネットもあまり普及していない時代ですから、出産準備はどうしたらいいものか、本を買って調べた記憶があります。
段ボール箱にバスタオルを敷いて産室をつくり、「人間があまり覗かないように!」と書いてあったのですが・・・
気になって仕方がない!
「そーっと、そーっと」親猫に気づかれないよう、何度も覗いていた記憶があります(笑)
※当時は使い捨てカメラで撮影しています(^_^;)
耳・鼻・しっぽ・手足が、ちょこっとだけ黒い子猫を飼うことに!
他の子猫たちは、知り合いと、新聞の里親探しコーナーを見て連絡をいただいた方に、飼ってもらうことになりました。
引っ越しをすると
子猫を出産後、しばらくしてマンションに引っ越しました。
今まで自由に外出していたのに、完全な室内飼いになってしまい、毎日ベランダから外をジーッと眺めています。心が痛みました。
「外で遊びたいだろうなぁ~」
そして、賭けに出ます!
引っ越すまえのように、しばらく外をウロウロしたら、きっと満足して戻ってくるハズ・・・
子猫もいるし、絶対に帰ってくる!
そんな自信があったので、外につれていき「遊んでおいで~」といって放してみました。
すると
・・・
・・・
帰ってきませんでした (-_-;)
毎日、近所をさがして歩いたのですが、みつかりません・・・
一週間ほど経ったころ、ちかくにある工場の人に声をかけられました
楽しそうにしてるよ~
どうやら、このあたりの野良猫チームと、いっしょに行動しているらしいのです(汗)
それから毎日、工場の張り込みをしていると・・・
「いた!」
親ネコのちびを発見。
名前を呼ぶと「ニャー」と返事はしますが、まったく近づいてきません(汗)
そして野良猫チームとともに「サヨウナラ」という顔をして、どこかへいってしまいました・・。
やっぱり外で自由に暮らしたかったのですね、もともとはノラ猫ですから、人間の都合で引っ越して、室内飼いにしてしまったのです
さみしいですが、戻りたくないものは仕方がない・・・トボトボと家へ
雨の日のゴミの日に・・・
ちびを発見してから数日後、朝から小雨が降っている日でした
「お腹はすいてないかな、寒くなってきたけど大丈夫かな」そんな心配をしながら、ゴミ置き場にゴミを出しにいくと
ササササッ・・・何かいる!!!
人影ではなく、ネコ影? (・∀・;)
そーっと近づき覗いてみると、薄汚れたネコが一匹・・・あっ!
母ネコのちびでした
汚れて雨で濡れているせいで、なんとも惨めな姿に…パッと見わからないくらいですが、首輪もたしかにちびのもの
返事はするものの、なかなか寄ってきません。
ゴミ置き場にあらわれたということは、お腹がすいているハズ。なんとしてでも捕まえたい!
猫なで声をつかって呼ぶこと10分・・・ジワ~ジワ~と距離がちじまり、手元まで近づいたところを
「今だっ! ムギュっ」
家をでてから約2週間、捕獲に成功です!
体をキレイに洗ってから、缶詰を夢中で食べたあと、なにごともなかったように、子猫と寄り添って寝ていました。
えっ!また?
そう…なにごともなかったように、もとの生活にもどったハズでしたが・・・
「あれ!?」
日に日に・・・お腹が大きくなってきて
「えっ!またぁ~?」
無事に、6匹の子猫を出産しました・・・手術していなかったんですよね (-_-;)
おまけに今回は、2匹の里親が見つからず・・・
ネコ4匹との生活がはじまったのでした (=^・・^=)
ネコ3匹を見送って
まさか猫4匹と暮らすことになるとは、思ってもいませんでしたが・・・
にぎやかで、楽しくて、可愛くて、癒やされて
家の中に、いっぱい笑いがありました。
わが家では、ネコが中心の生活になってましたからね(笑)
そして、月日は流れ・・・
母猫の『ちび』は病院で、2度目の出産で生まれた『ことら』と、最初に生まれた『ちょこ』は、わたしの腕の中で見送りました。
生まれた瞬間から、亡くなる瞬間まで、ずーっと一緒でしたからね・・・
そうカンタンに、ペットロスは治りそうにありません
10年前に『ちび』は亡くなりましたが、今でも写真を見ると涙がでます。
ただ、天国には『猫の国』があって、むこうで元気に走り回っていますからね (*^^*)
幸せな時間を過ごせたことに感謝です♪