わたしたちは毎日、目には見えないたくさんのエネルギーとやりとりをしています。
豊かさや愛、安心感、チャンス、それらは偶然や運ではなく、自分の内側から動き出すもの。
そんなエネルギーが自由に出し入れできる銀行があったらどうでしょう?
しかも、メガバンクよりずっとスケールが大きくて、残高も無限。
この記事では、そんな見えない豊かさの源である「宇宙銀行」について、やさしく解説していきます。
宇宙銀行とは?

「宇宙銀行」とは、私たちが見えない世界とつながって、豊かさを引き寄せるためのエネルギーの預け先のような存在です。
通帳もカードもないけれど
こうした豊かさのエネルギーが、無限に蓄えられている場所。
わたしたち一人ひとりが、この宇宙の豊かさとつながることで、必要なものを必要なタイミングで受け取ることができるのです。
カギになるのは、「意図」と「感謝」そして「受け取る許可」。
ここでの意図とは、「こうなりたい」「これを受け取りたい」と明確に決めること。
ただぼんやりと意識するだけではなく、自分の中で「こうする」と方向を定めることが大切なんです。
つまり、意識するだけでなく、意図を持つことで、より現実を動かしやすくなるということ。
「意図=行動につながるエネルギー」として、宇宙に伝わっていく感覚です。
宇宙銀行のしくみと「潜在意識」の関係

宇宙銀行は、ただのスピリチュアルな言い伝えではありません。
私たちの脳や心の働きと、ちゃんとつながっています。
たとえば「潜在意識」
ふだんは気づかないけれど、行動や選択に大きく影響している心の深い部分です。
そこに「私は豊かさを受け取れる」としっかり書き込まれていると、現実にも自然と豊かさを引き寄せる行動がとれるようになるのです。
また脳には「RAS(ラス)」という、自分にとって大切な情報を選ぶフィルターのような働きがあります。
豊かさを意識することで、RASがそれに関係する情報をキャッチしやすくなり、チャンスやヒントに気づけるようになります。
このように、宇宙銀行にアクセスする=自分の内側にある受け取る力を開く、ということなんですね。
こんな経験ありませんか?
実はこれ、脳の「RAS(ラス)」という機能が働いている証拠なんです。
RASってなに?
RASは、自分にとって大切な情報を選び出してくれる、脳のフィルターのような機能。
「私は豊かさを受け取る」と決めると、RASはそれに関係する情報やチャンスをピックアップしてくれるようになります。
反対に、「私はダメかも…」と思っていると、うまくいかない理由ばかりが目につくように……
つまり、何を意識するかで、RASが拾う情報も変わってくるのです。
宇宙銀行とRASのつながり
宇宙銀行に「意図」や「感謝」でアクセスするというのは、言いかえればRASに「豊かさに目を向けてね」と方向を伝えるようなもの。
意図する → 感謝する → 小さな豊かさに気づく → RASがさらに豊かさを見せてくれる → もっと受け取れる
この流れが、宇宙銀行の通帳を輝かせていきます。
宇宙銀行と「波動」の関係

宇宙銀行は、波動に反応する仕組みになっています。
つまり、ワクワクや感謝、安心感といった「高い波動」がパスワードみたいなもの。
笑顔でいること、楽しむこと、小さな幸せに気づくことが、宇宙銀行の通帳を金色に光らせるコツなのかもしれません。
こんな感情が湧いているとき、通帳は金色に輝き、すぐに引き出せる状態になります。
反対に……
こんなときは、いったん深呼吸して、気分を整えてからにしましょう。
すぐに気持ちを切り替えるのが難しいときは、無理に進めようとせず、気持ちが整ったときに、あらためて取り組んでみてくださいね。
宇宙銀行と量子のしくみ

ちょっとだけ、量子力学からの視点も説明させてください。
「引き寄せの法則」と「宇宙銀行のエネルギー」は、実は量子の世界とつながっていると言われています。
たとえば「二重スリット実験」という、とても小さな粒子を使った有名な実験で、面白いことがわかりました。
これは「意識が現実を決める」とも言える考え方で、スピリチュアルな引き寄せとも共通している部分なんです。
そして、わたしたちの思いや感情も、すべて波動=エネルギー
波動が高いと、それに合った現実が引き寄せられやすくなる、これが量子の世界とスピリチュアルの世界が重なる面白いところです。
でも、むずかしく考えすぎなくて大丈夫。
「思いが現実に影響する」という感覚を、少し知っておくだけでも、受け取り方が変わってくるかもしれません。
宇宙銀行から引き出すにはどうするの?
引き寄せの法則と同じく、「受け取っていい」という許可を自分に出すことが第一歩。
実際にお金を受け取ったように「すでにある」「もう受け取った」、という感覚を育てるのに効果的なのが、このワークです。
用意するもの
あらかじめ「領収書」形式の用紙を用意すると気分が高まり、リアルな感覚につながりやすくなります。
このワークは静かな時間に行うのが理想的、心を整えられる、ひとりになれるタイミングを選んでみてください。
書き方の例
ノートや紙に書く場合
宇宙銀行 様
◯○○円、確かに受け取りました。
ありがとうございます。
日付:20◯◯年◯◯月◯◯日
署名:◯◯ ◯◯◯
※「○○◯円を受け取りました」「ありがとうございます」といった「過去形」や「完了形」で書くことがポイントです。
これは、「もうすでに手に入れている」という波動に自分を合わせるためのコツ。
「欲しいです」と未来形で願うのではなく、「もう受け取った」という状態に自分を置くことで、宇宙銀行と波長がピタッと合いやすくなるんですね。
現実がまだそうでなくても、エネルギーの先取りをすることで、引き寄せが加速する… そんな仕組みになっています。
領収書・領収証に書く場合

領収書を書いたら「ビリッ」と切り離して発行し、どこかに保管しておきましょう。
大事なのは、「もう受け取った」という感覚に自分をひたすら馴染ませることです。
受け取りを妨げる「心のブロック」に気づく
宇宙銀行に、引き出し制限はありません。
あるとすれば、それは自分の思い込み「心のブロック」「受け取り拒否」だけ。
そんな心の声が、宇宙とのつながりをフワッと薄くしてしまうのです。
まずは「こんな願い叶えていいんだ」と、自分に許可を出すこと、心のブロックを外すこと。
ここまで紹介してきたワークは、あくまで自分の内側を整えるものです。
完璧にやろうとせず、楽しみながら、毎日の小さな実践を重ねていくことが大切。
宇宙銀行の通帳は、あなたが「受け取る準備ができた」と気づいた瞬間から、少しずつ動き出します。
宇宙銀行と上手に付き合うコツ
大金を願うのも良いのですが、まずは「小さな引き出し」から意識してみてください。
これらは全部、ただの偶然ではなく宇宙銀行からのギフトです。
そう受け止め、すべてのことに感謝し、「ちゃんと自分は受け取れてる」という実感を持つことで、自信を育て、さらに大きな豊かさにつながっていきます。
心構えと注意点
焦った気持ちになったり、人と比べてしまうと、波動がネガティブに傾いてしまうこともあります。
すでにたくさん受け取っている自分に気づくことで、良いエネルギーに変えていきましょう。
宇宙銀行とアカシックレコードのつながり

じつは、宇宙銀行の口座のようなものは、アカシックレコードと深く関係しているとも言われています。
アカシックレコードとは、宇宙のすべての記録が保管されている叡智の図書館のようなもの。
そこには、過去・現在・未来の情報、魂の目的、才能の種までが記録されていて、誰でもアクセスできる可能性があるのです。
宇宙銀行へのアクセスとは、つまり魂の記録とつながるということでもあるのかもしれません。
アカシックレコードへのアクセス方法(簡易版)
このようにしてアクセスした感覚や情報を、日記に書きとめておくのがおすすめです。
より詳しい方法については、こちらの記事も参考にしてみてください
おわりに
宇宙銀行は、あなたの中にすでにある豊かさの感覚。
目に見えないけれど、確かにあると信じて、意図し、感謝し、受け取る。
それはスピリチュアルな世界の話でありながら、実生活にも大きな変化をもたらす力があります。
まずは今日、1枚だけでも領収書を書いてみませんか?